Greeting

Greeting

会長挨拶

私たち、釧路YEGは異業種の様々な仲間で構成されており、活動の拠り所である「綱領」と「指針」を基軸に会員相互の連携を深め、自己研鑽に励み豊かで住みよい郷土づくりに貢献することを目的に活動を展開しております。
現在、私たち中小企業を取り巻く経済環境は急激な世界情勢の変化や円安、物価の高騰などから、沢山の課題が山積しており当地域においては都市部への人口流出や基幹産業の衰退等の悩みを抱えており、2040年には釧路市の人口が10万6000人まで減少すると予測されている中で釧路YEGはこれまで先輩諸氏が築き上げてきた歴史と伝統を継承しながらも、新型コロナウイルス感染症やデジタル社会がもたらした新たな価値観や社会の変化に対応しながら時代の流れに乗り遅れることなく、広い視野を持って未来を見据えた活動に取り組んでいくことが求められております。この地域で暮らす次世代の将来に希望が持てるような街にするために、青年経済人としての使命を果たし新たな価値を創造し次代へ繋げて参ります。

産業の創造

釧路はかつて水産・石炭・製紙の基幹産業を中心に大きな発展を遂げてきました。近年、様々な要因から衰退を余儀なくされており昨年は32年ぶりに水揚げ量、日本一になりましたが、全盛期の水揚げ量には遠く及ばず、三大産業の低迷から地域経済の規模縮小、人口流出を加速させることが懸念されます。
そのような状況に歯止めをかけ中長期的な視点を持って、釧路地域の経済活性化を図り、更には元気と活力を与えていく存在にならなければなりません。
道内でもGX、カーボンニュートラル、宇宙産業など様々な取り組みが進められており、新たな視点に立ち将来を見据えた産業の在り方を考えていくことが変化の激しい時代に生きている私たちに求められているではないでしょうか。
今こそ、商工会議所を創設した日本近代経済の父でもある渋沢栄一翁の「逆境の時こそ力を尽くす」という信念に学び停滞から成長へと転換する好機と捉え、積極的に挑戦していきたいと考えております。
そうした中で今年度は釧路の「港湾利活用」「企業誘致」「スポーツ産業」の3つの軸を要点として産業振興に注力して活動します。
既存の概念に固執するのではなく、釧路の未来に必要であると思うことを次代へ繋ぐため皆様の知恵を結集し、失敗を恐れず果敢にこの課題に取り組んで参りましょう。

北海道ブロック大会へ向けて

今年度、釧路YEGは日本商工会議所青年部第37回北海道ブロック大会釧路大会を主管致します。ブロック大会の目的は経済・社会環境が大きく変化する中で、企業と地域社会の次代を担う青年経済人が互いに交流と連携の輪を拡げ、企業の発展と豊かな地域社会の形成に果たす商工会議所の役割を認識し、実現のために青年経済人として何をすべきかを研究し研鑽することにあります。
北海道を始めとして日本各地から大勢の同志が集まるこの「釧路の地」から「くしろのちから」を発信し、これまで以上の実りあるブロック大会を開催したいと思います。

一蓮托生

「一蓮托生」とは、物事の良いことや悪いことを仲間と共に乗り越えていく。という意味があります。
今年度は単会の活動だけではなく北海道YEGや日本YEGとの関わりも増え、ブロック大会の運営などメンバーの皆様にはいつも以上の活動をお願いすることになります。
共に泣き、共に笑い、様々な感情が出る年度になろうかと思いますが、釧路YEG全員の結束力で取り組むことで、どのような困難も乗り越えられると確信しております。
今年度の活動を通して、相互の絆を深めながら共に前進し、メンバー個々が成長をすることで地域経済の支えとなる力となり発展に繋げ、多くを「残す」年度にして参りましょう。

メンバーの皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

組織図

リンク集

Link

日本商工会議所青年部
北海道商工会議所青年部連合会
釧路商工会議所